「1+1」と「2」は持っている情報の量が違います。
1+1は、「なにかが1つとなにかが1つで2つある」という情報を持っています。
それは、1000/500 でも0.2×10でもないのです。
もし、りんごが1つ、パイナップルが1つあったとして、それらを「足したら」それは
「果物2つ」です。
計算をするということは、情報をすてるということ。
数学には他にもたくさん、情報をすてる、ワザがあります。
どうしても捨てられないものだけをのこして、すてるのです。
のこったものが、本当に大切な「本質」です。
長さ、角度、面積その他、「量」として測れるものを全て捨ててみえるものをみる。
それがトポロジーの考え方です。