掲示板には、ばってん、ばってん。
仕方なく、立席。といっても、立席は、すき。
立席は、すいてた。
デッキを独り占め。
本当に誰もいないから
鼻歌なんか、歌ちゃったりして。
らんらるら。
ときおり、人がデッキに出てきて、きょろきょろ。
ゴミ箱の場所がわかりづらい。
ここですよー。
あら、あら、ありがとう。
途中で、路線の空気が変わる。
ゆったり、ゆったり、ゆるりるり。
相変わらずデッキに立っていたら
車掌さんがやってくる。
ここから先は、ご自由にお座りください。
おお、ラッキー。
やっぱり座れると快適である。
列車は山道を進み、進む。
トンネル、断崖、トンネル、断崖。
途中から
水田、水田、休憩中の水田、水田。
まもなく、到着します。
水田の真ん中でアナウンス。
この景色から、もう、まもないのですか。
そうですか。
お昼過ぎに到着すると、まばらな人影。
結構大きい駅である、はずなんだけれどな。
夏、結構北に来たはずなのに、
日差し、ジリジリ。
太陽は、ここでも元気。さんさん。
美人の町らしい。
行きかう人が美人に見えて仕方ない。
よいよい。
用事があるので、しばし滞在。
と言っても、明日の夜、さらにさらに北へゆく。