銭湯はよく行くのだけれど、温泉はやはり良い。
電気風呂なるものがあった。
ピリピリした。
露天風呂があった。太陽が元気。
ジリジリした。
お風呂から上がると、雑魚寝で高校野球をみる部屋があった。
ダラダラした。
野球は白熱していた。
ハラハラした。
スーパー銭湯のような場所で、食堂がある。ラーメンを食べる。
ズルズルした。
さあて、帰るか。
そう思って外を見ると、全力太陽さん。
せっかくお風呂に入ったのに、ここから1時間歩きますか。
悩みながらその辺りを歩いた。
ブラブラした。
結構ちゃんと暑い。
クラクラした。
車を手配してもらうことにした。
思いの外、いいお値段まで上がっていく料金。
キリキリした。
まあ、仕方ない。
旅も、もう終わりだ。
ここから、この辺りでいちばんの都会へ向かった。
この地に、しばし滞在している先輩が魚屋へ連れて行ってくれた。
思えば魚は有名なのに全く食べていなかった。ありがたい。
魚を楽しんでいると結構いいお時間。
そそくさと、空へ飛び立つ準備をした。
最近は手続きがとてもカンタン。スムーズ。
キビキビした。
夜更けに家までたどり着くと、
先刻までいた場所の昼間よりも気温が高かった。
むわっとした。
その空気に、一言。
あいさつした。
ただいま。
旅が終わってしまいましたか。少しだけ、
しんみりした。