2017年3月18日土曜日

またまたまがる

「またまたまがる」という名前は、ぼくの専門の一つである双曲幾何の「双曲」からとっています。

リーマン幾何と呼ばれる幾何の一つです。


そこでは、「直線」、最短距離を実現する線、は「曲がって」見えます。
でも、直線本人は「まっすぐ」進んでいるのです。
実際に曲がっているのは「空間」です。

いろいろな分野を渡り歩いているぼくは、「曲がって」いるように見えるでしょう。
でも、本当に曲がっているのはぼくなのか、それとも。


三十路をすぎてどんどん失われていく青臭さを、精一杯呼び起こして、
むずがゆくなるような、それでも残しておきたい考えを書いていきます。