2020年7月18日土曜日

黒板発表

久しぶりに研究発表を黒板でやった(無観客オンライン中継)。
授業動画は毎週撮っているのだけれど、やっぱり研究発表は違う。

すげー疲れた。ぐったり。

あとやっぱり不安。いつもだったら振り返れば人がいて空気がわかるけれど
オンラインだと、全然わからない。
ときたま画面をのぞいて、参加者に手を振りたくなる。

でもよかった。
タブレットに手書きだと疲れない。らく。
楽っていうのは、きっと何かが足りてない?

受け取ってくれる人が目の前にいなくても、
ぐったりするぐらいの仕事を久々にやって
とても楽しかったです。はい。

2020年7月11日土曜日

2周目

毎週、自分の授業動画を撮っている。
自動化されてる必要最低限の編集はあるけれど、
基本ノーカット一発撮り。
録画ボタンをおして、チョークだけ持って黒板の前に立つ。
講義ノートも作らず(作れ)なんとなくお題を頭に入れてその場のノリで話している。
学生に見せる時に一緒に見て、案外うまくやってんな、なんて思っている。
(ちょいちょいミスはするけれども)

これがあればもう来年から授業しなくて良い?

ま、十分かもしれない。僕の動画、結構いい感じだし(調子に乗っている)。
でもね。一つ、信じていることがある。
授業をするようになってまだ2年目、2周目。

まあ、みておれ。
来年の僕はもっとよい。

全部が自動化されたら、人はいつ成長するんだろうね。


2020年7月5日日曜日

数学キライ

「数学を研究しています。」

そう言うと、結構な頻度で
「数学苦手でしたー!」
「数学キライでー。」
と言われる。
「わーすごいですねー!」
となることも、あるけれど、あんまり多くはない。

これってすごいな、と思う。
もし「数学」でなくて、ちょっとオタクな趣味だったとして。
それを人に話して、一言二言目に「苦手」や「キライ」と言われたら、
人の趣味を否定するな!
と、方々から叩かれそうな事案である、ようにみえる。

だからみんなそんなこと言うなよ。
とは思ってないのが、数学のよいところだと思う。
「はは、そうですよねー。正直言うと、僕も気持ち分かります」
僕も中学高校の数学好きじゃなかったし(がんばれよ、学校教育)。

なんやかんやで数学に携わっていきている人は、どれだけ受け入れられなくても
変わらぬ価値がそこにあることを心の底から信じている。
どーよ?おもしろそうやろ?(どうやら最近あおりブーム)