2019年2月23日土曜日

好き

少し前の記事で、苦手なものについて考えた。
こんどは好きなものについて考えてみた。
そのうち、好きと言う言葉について
考えるようになった。

好きです。

そう言われたら、ほとんどの人が
それは、どういう「好き」か
考えるだろう。

たくさんの日本語がある中で
これほど「本当の意味」について
たくさんの人が
思いを巡らせた言葉はあるだろうか。
だれもが、その意味は、
一つではないことを
知っている。

人間として
友達として
恋人として
仲間として
家族として

きっと他にもたくさん
好きになる。

一つの意味を勝手に想像して
そう、と決めてしまうことは
まれであろう。

「好き」だけでなくて、
一つ一つの言葉に対して
こんな風に、たくさんの意味を想像して
しっくりくる、意味を探す。
そんなふうにすれば
世界が違って見えるような気がしてきた。

物事の一つの側面を見たとしても
それを全てだと思わず、
たくさんの可能性を探す。
なんだかとても数学的、科学的だな
と、結局自分の好きなように考えてしまう。
こんな、好きもある。

そういえば、数学の問題をあれこれ考える様は
片思いのようだと、
そんな話も、したっけな。