2019年10月19日土曜日

elegant と arrogant

英語を聞いていて、
あれ?エレガントと言った?ここで?
と思うことが何度かありました。

よくよく聞くと elegant ではなく arrogant でした。
エレガントの意味はまあ、わかるけれど
arrogant は傲慢な、とか横柄な、と言う意味。
LとかRとか、たぶんわかる人にはわかるのだろうけど
発音がよく似ており難しい。

I was elegant と聞こえて、ん?となり、正しくは
I was arrogant だったりしました。
I was elegant とは、なんと arrogant なんでしょう。

しかしこんなにも発音が似ていると考えてしまう。
elegant であることは、もしかして arrogant であることに近いのではないか。
もしくは arrogant の先にelegant があるのではないか。

英語が生まれた時、すでに人は
こんなことをわかっていたのか!すごい!深い!

なーんて思ったりするのだけれど、最近、こういった
気づき、とか、ちょっとした思考が「すごい」とか「深い」とか
そう思うのは気のせいかもしれないなと感じはじめている。

深い、とか。簡単に言い過ぎではないかと。
そこはもしかしたら、浅瀬ではないかと。
便利な褒め言葉として、深い、が使われてはいやしないかと。

数学を思い出してみる。僕はいまだに数学の深さ、とか、美しさとかが分からない。
分からない、と言うと言い過ぎかもしれないけど、納得はしていない。
何度か多少深くに進んだ記憶はあるのだけれど、その時でさえ
この深さは「普通」で、その先にきっといける人は
いくのだろうなという感覚が残っていた。
それには、今いる場所を深いとか、言っていられない、そんな気持ち。

深い!すごい!などと思った時、問いかけたい。
そこは、ゴールなのかい?