2019年10月5日土曜日

現代数学レクチャーシリーズ

日曜の午後をまるまる使って数学の講演を聞くという大層な企画に、無料とはいえ本当にたくさんの人が集まってくれました。きっと企画をしてくれた、すうがくぶんかさんのお力が存分に発揮されたと思っています(すごい!ありがとうございます)。

早々に講演を終えた僕は他の人の話を聴きながら
やっぱり数学っていいな
と、ずっと思っていました。
数学の良さをもっと知ってもらいたいなと思うようになりました。

そういえば、1年ほど前に「数学小噺」とタイトルをつけて講演をした際に、数学の"おきどころ"を「笑い」と同じような場所にしたいと思っていた。

数学者は「数学にできるもの」を日々探している。芸人さんが日常に笑いを探すように。笑いのある日々と同じくらい、数学のある日常も、きっとよいもの。簡単な数学から大学レベルの数学まで、言われないと気づかないけれど、確かにそこにある数学を紹介していきます。

こんな謳い文句で講演をした。小さなところに笑いをみつけてにっこりするように、小さなところに数学をみつけて、にっこりできたら、なんでもない日々が楽しくなるだろうと思っている。

みんなは気づいていないけど、気をつけてみれば、ちゃんと見つかるんだよ。

そんな話をしたら、女の子が
え、妖精さんみたい!
と言っていた。

そうそう、そんな感じ。そんな感じ。こんな純粋な形で伝えられたらいいな。おっさんには難しいかな。今回の講演を少しずつ育てていけたらと、思っています(なので、呼んでください笑)。ありがとうございました。