2018年7月28日土曜日

だけれども

サイエンスカフェのアンケートを
まとめて送ってもらいました。

そのうちの一つ

Q. 講演内容は理解できましたか?

理解できた :52
やや理解できなかった:26
理解できなかった : 4

最後の「理解できなかった」人たちの
コメントがとても良い
(表現は変えています)

わからなかったけど、
面白かった。

わからなかったけど、
算数をもっと楽しくやりたくなった。

わからなかったけど、
わかるようになりたいと、思った。


ぼくは勝手にそうそう!これこれ!
と思っている。

ぼくはわかりやすく、わかりやすく
という風潮に賛成しない。

難しい、わからないことを
わかりたい、わかってやると
そう思えるようになってほしい。

感覚としては

転ばない方法ではなく
人は転んでも何度でも
立ち上がることができることを
教えるべきではないのか!!

というどこぞで聞くような考えが近い。

わかりたいと、思わせることが
教育じゃないかなと
勝手に思っている。

もっというと、今回「わからない」といった人は
自分に嘘をついていない。

数学で、勉強で、一番怖いのは
「わかったふり」

その意味でも、
今回「わからなかった」人たち
とてもいい。

ちなみに総評は
とても満足:56
満足:19
まあまあ:9
不満:1

だったそうです。